ヌーン　リザーブ・シラーズ [2017]Noon Reserve Shiraz

ヌーン・ワイナリー ヌーンは赤ワインのみを生産している、家族経営の小さなワイナリーです。ミネラルに富んだフルボディの赤を作ることに力を注いでいます。ドゥリューとリーガンのヌーン夫妻がこの家族経営のワイナリーを引き継いだのは、1996年10月のことでした。彼らの経営の元での初ヴィンテージも1996年です。ヌーン・ワイナリーでは古樹からとれるブドウを主に使用しており、それらは台木を使用していません。畑はそれぞれ、1934年から1943年にかけて植樹されたグルナッシュが4ha、1962年植樹のシラーズが1.6ha、1972年植樹のカベルネが1.2haです（シラーとカベルネの畑は、ラングホーン・クリークの友人の所有）。そして1998年にはグラシアーノが植樹され、2008ヴィンテージよりエクリプスにもブレンドされています。 パーカーポイント高得点の常連 ■ 2017ヴィンテージ情報　ドリュー・ヌーンより ■2017年のリザーブ・シラーズは、毎年収穫している20 Rows blockの単一畑からほんの数百メートル離れたMain Road blockから収穫しています。他のシラーズの区画に比べると、気候条件による悪影響を免れた区画です。ブルーベリー、糖蜜、紅茶の茶葉、フレッシュな大地の香りを思わせる複雑味のあるアロマに、素晴らしく芳醇で濃厚な果実味を湛えたフルボディで、美しくバランスのとれた味わいです。しっかりと引き締まったヴェルヴェットのように滑らかなタンニンが後味に広がります。非常にふくよかで豊満な味わいですが、重ったるさは感じられません。 　■ ヌーン　リザーブ・シラーズ1997年の初ヴィンテージ以来、毎年ラングホーン・クリークにある1.6ヘクタールのボレット家所有の葡萄畑（20 Rows’ block）より収穫。芳醇で濃厚な味わいのフルボディで、若いうちから楽しめますが、特に長期セラー熟成に適したワインと言えます。