シャトー シュヴァル ブラン 2017 Chateau Cheval Blanc フランス ボルドー 赤ワイン

リニアで緊張感あるスタイル 霜害でカベルネ・フランが減って、カベルネ・ソーヴィニヨンの性格がやや強めに出ています。フラワリーで、ブラックチェリー、タバコ、シームレスなタンニン、ウルトラシルキーなテクスチャー、ストラクチャーはしっかりしています。リニアで緊張感があり、塩気を帯びたフィニッシュ。 生産者シャトー シュヴァル ブランChateau Cheval Blancヴィンテージ2017容量750ml解説パーカーポイント: 96+点予想される飲み頃：2023 - 2055The blend this year is 15% Cabernet Sauvignon, 29% Cabernet Franc and 56% Merlot, possessing an unusually high percentage of Cabernet Sauvignon. Deep garnet-purple colored, the 2017 Cheval Blanc needs a fair bit of coaxing to reveal notions of plum preserves, redcurrant jelly, kirsch and red roses plus emerging nuances of aniseed, Sichuan pepper, pencil lead and charcoal. Medium to full-bodied, the palate offers impressive intensity with layer upon layer of red and black flavors with sparks of minerals and floral notes plus a firm line of fine-grained tannins and bold freshness to support, finishing very long and very fragrant.(March 2020 Week 3, The Wine Advocate, 17th Mar 2020) リッチでパワフルかつ繊細さも併せ持つ、熟成のポテンシャルに優れた至福の逸品 シャトー シュヴァル ブラン Chateau Cheval Blanc シュヴァル・ブランは、サン・テミリオンの中で2022年に更新されるまでたった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」（第一特別級A）を獲得していた別格扱いのシャトー。かのワイン評論家ロバート・パーカー氏から、「シュヴァル・ブランは間違いなく、ボルドーで最も深遠なワインの1つである」（ロバート・パーカー著『ボルドー第四版』）と評されています。なお、2022年9月のサン・テミリオン格付けの更新時に、格付けから撤退。シュヴァル・ブランのディレクター、ピエール・リュルトン氏とテクニカル・ディレクター、ピエール・オリヴィエ・クルエ氏は、単純に格付けの基準にワイナリーが当てはまらないことが、撤退を決断した理由だと述べています。所有する39haのブドウ畑は45区画に細分化されており、砂利や粘土を均等に含む土壌で構成されています。カベルネ・フランとメルロを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨンも少量栽培。 ブドウを収穫・選果した後、除梗と破砕を実施。果汁を発酵した後、28～30度で2～3日間醸すことで、果汁をリッチかつエレガントに、タンニンを和らげシルキーなスタイルへと仕上げます。果汁を圧搾後、約20度でマロラクティック発酵をすることで、酸味を和らげ、ワインを安定化させます。その後トロンセ産のフレンチオークを用いて、15～18ヵ月間熟成。シャトー・シュヴァル・ブランの真骨頂とも言える、カベルネ・フランを多く使用したことによって現れるコクと力強い味わいで、長期熟成ポテンシャルに長けた至高の逸品に仕上がります。 シャトー シュヴァル ブラン 一覧へ