『蟹工船』消された文字 多喜二の創作「意図」と「検閲」のたくらみ[本/雑誌] / 戸田輝夫/著

ご注文前に必ずご確認ください＜商品説明＞1929年に発表されたプロレタリア文学の代表作『蟹工船』は戦前、ことごとく「検閲」による発禁処分を受けた。多喜二の死後まもなく刊行された改造文庫版『蟹工船』に施された「伏字」を丹念に分析し、特高警察に拷問死させられた多喜二の思想と、それを隠そうとした検閲の意図と時代背景を検証する。＜収録内容＞1 『蟹工船』執筆の「意図」2 描かれた『蟹工船』の世界3 なぜ「蟹工船」を作品の舞台に選んだか4 戦前の出版物検閲の実情と多喜二虐殺の前後5 内務大臣の出版物発売頒布禁止権とその「検閲標準」の内幕6 伏字は『蟹工船』の「意図」をどこまで覆い隠せたか7 伏字にされた『蟹工船』の作品世界はどうなったか—多喜二の筆力と検閲の効能＜商品詳細＞商品番号：NEOBK-2431758Toda Teruo / Cho / ”Kani Kousen” Kesareta Moji Takiji No Sosaku ”Ito” to ”Kenetsu” No Takuramiメディア：本/雑誌重量：340g発売日：2019/11JAN：9784874986868『蟹工船』消された文字 多喜二の創作「意図」と「検閲」のたくらみ[本/雑誌] / 戸田輝夫/著2019/11発売