『のだめカンタービレ』の人間像 〈音楽の楽しみ〉と「調和」 [ 幸津国生 ]

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〈音楽の楽しみ〉と「調和」 幸津国生 花伝社 共栄書房ノダメ カンタービレ ノ ニンゲンゾウ コウズ,クニオ 発行年月:2014年12月 ページ数:259, サイズ:単行本 ISBN:9784763407252 幸津國生(コウズクニオ) 1943年東京生まれ、東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。都留文科大学勤務をへて、ドイツ・ボーフム大学ヘーゲル・アルヒーフ留学(Dr.phil.取得)。日本女子大学勤務、同定年退職後「晴“歩”雨読」日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 本書の問い:『のだめカンタービレ』という物語をきっかけに、一般人にとってクラシック音楽の本質についての認識は変化したか/第2章 近代日本の西洋文化受容におけるクラシック音楽の在り方ー千秋は「音楽」の「本場」ヨーロッパで指揮者になることを目指す/第3章 クラシック音楽の本質についての認識ーのだめは「自由に楽しく」ピアノを弾く/第4章 音楽の歴史的蓄積としての「調和」の理念ー古代(ピュタゴラス派)における「音」の経験の理念化とクラシック音楽確立の時代の音楽観(ヘーゲル、シューマンおよびハンスリック)/第5章 「調和」をめぐっての音楽観の先祖がえりークラシック音楽確立の時代の音楽観からふたたび古代(ピュタゴラス派)以来の伝統的音楽観へ/第6章 千秋の音楽活動ー「のだめ」的なオケ・メンバーたちが“音楽の楽しみ”のうちで「調和」をもとに“経験”するような指揮をする/第7章 のだめの音楽活動ーオケ・メンバーたちがのだめの目指す「音楽」をともに作り上げたくなるようなピアノ演奏をする/第8章 物語の到達点 「音楽」のメッセージー「音」を通じて人間と人間とのつながりを作る/第9章 「調和」の理念の実現ー「のだめ音楽会」の例/第10章 本書の問いへの答えーこの物語をきっかけに、一般人にとってクラシックの本質についての認識は“音楽の楽しみ”のうちで「調和」を“経験”することによって変化した 音楽における「調和」とは何かー。一人ひとりの人間は、“音楽の楽しみ”のうちで自分と世界との「調和」をともに“経験”することによって、他の人間とのつながりを作っていくー。『のだめカンタービレ』から読み解く音楽と人間との関係。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他