【出版社公式】<新品>人と数学のあいだ著者/アーティスト名:加藤 文元発行:トランスビューISBN978479870183746判 並製

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・タイトル :人と数学のあいだ・著者/アーティスト名:加藤 文元・発行:トランスビュー 2021/12/24 「数学を学ぶことは、人間を学ぶこと」 数学は、非常に難しく、とっつきにくいものだと思われがちです。 たしかに現代の数学は抽象的で、技術的にも高度なものです。 大学はおろか中学・高校の数学で挫折してしまったという方も多いかもしれません。 しかし、実は数学は、私たちの身の回りの至るところに浸透しています。 スマートフォンなど日々使用している機器はもちろん、社会活動や人と人とのつながりにとっても、重要な基盤となっている。つまり、数学を使うと使わざるとにかかわらず、非常に身近なものだということです。 本書は、数学者・加藤文元と、異分野の識者4人との対談を収録したものです。 川上量生さんとはビジネス、 竹内薫さんとは物理学・プログラミング、 岩井圭也さんとは小説、 上野雄文さんとは脳科学、 ……を通して、数学と人間とのかかわり、そして数学の新たな可能性を探っていきます。 必ずしも数の計算や命題の証明をしなくても、数学の面白さ・奥深さは味わえる。 本書を通して、そのことを体感していただけるはずです。 目次はじめに——数学を学ぶことは人間を学ぶこと 社会の至るところに浸透している数学 数学を学ぶことは人間を学ぶことである 数学を楽しむということ 数学するとは生きること——竹内薫さん 数学と孤独——岩井圭也さん 数学と脳——上野雄文さん コンテンツとしての数学——川上量生さん 第1章 数学することは、生きること  加藤文元×竹内 薫 数学とプログラミングとクリエイティビティ ルービックキューブで「群論」が分かる? 自分で「発見」することの大切さ 数学は人間が生み出したのか、自然にあるものか 数学はすごい、でも物理学もすごい 未来の数学の姿 第2章 数学と文学の交差点——すべての表現者は孤独か?  加藤文元×岩井圭也 なぜ、数学者を題材に小説を書こうと思ったのか 天才数学者の孤独 共同で革新的アイデアを生み出すことは可能か 作家の孤独 孤独とストイックの違い 「共鳴箱」の必要性 数学と文学の共通項 第3章 数学と脳科学——数学者の精神と脳科学の数理  加藤文元×上野雄文 脳から数学を読み解く ガロアの死亡診断書 「数学脳」はあるのか? 数学と視覚の関係 数学者も言葉を通して考える 数学における〈正しさ〉とは何か 野山を駆け回ることと発想力 機械に数学はできるか 数学が「一つ」であること 人間の脳は、どのように抽象概念を手に入れたか 第4章 数学は「役に立つ」のか?  加藤文元×川上量生 数学という最高のエンターテインメント 数学はビジネスの役に立つのか プログラムや法律の複雑度を「幾何学的」思考で測る 現代数学は「非可逆圧縮」された情報だと考えられる? 現代数学の可能性を探る——古典数学と現代数学の違い 「空間化」することの意味 数学における空間の考え方の変遷 著者プロフィール加藤 文元(カトウ フミハル) (著/文) 1968年、宮城県生まれ。東京工業大学理学院数学系教授。97年、京都大学大学院理学研究科数学数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授などを経て、2016年より現職。著書に『ガロア 天才数学者の生涯』(角川ソフィア文庫)『物語 数学の歴史—正しさへの挑戦』『数学する精神—正しさの創造、美しさの発見』(以上、中公新書)『数学の想像力—正しさの深層に何があるのか』(筑摩選書)、『宇宙と宇宙をつなぐ数学—IUT理論の衝撃』(KADOKAWA)、『天に向かって続く数』( 共著、日本評論社)など。 岩井 圭也(イワイ ケイヤ) (著/文) 小説家。1987年生まれ。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞(KADOKAWAより刊行)。著書に『文身』(祥伝社)、『水よ踊れ』(新潮社)、『この夜が明ければ』(双葉社)などがある。 上野 雄文(ウエノ タケフミ) (著/文) 1995年九州大学医学部卒業。博士(医学)。独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部長・医師養成研修センター長、九州大学医学部臨床教授、NPO法人 数理の翼理事長。専門は臨床精神医学、脳生理学。 川上 量生(カワカミ ノブオ) (著/文) 1968年愛媛県生まれ。91年京都大学工学部卒業。97年8月ドワンゴを設立。株式会社KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長を経て、現在はKADOKAWA取締役、ドワンゴ顧問、学校法人角川ドワンゴ学園理事などを務める。 竹内 薫(タケウチ カオル) (著/文) サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。