十二世紀宗教改革 修道制の刷新と西洋中世社会 ジャイルズ・コンスタブル/著 高山博/監訳 小澤実/訳 図師宣忠/訳 橋川裕之/訳 村上司樹/訳

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■ISBN/JAN:9784766421347★日時指定をお受けできない商品になります商品情報商品名十二世紀宗教改革 修道制の刷新と西洋中世社会 ジャイルズ・コンスタブル/著 高山博/監訳 小澤実/訳 図師宣忠/訳 橋川裕之/訳 村上司樹/訳フリガナジユウニセイキ シユウキヨウ カイカク シユウドウセイ ノ サツシン ト セイヨウ チユウセイ シヤカイ著者名ジャイルズ・コンスタブル/著 高山博/監訳 小澤実/訳 図師宣忠/訳 橋川裕之/訳 村上司樹/訳出版年月201406出版社慶應義塾大学出版会大きさ565,116P 22cm内容情報目次等■内容情報等中世宗教学の金字塔『ベネディクトゥス戒律』 への回帰、その西欧修道理念に基づく生活への回帰に、十二世紀宗教改革の真の姿を見る。「宗教改革」 とはかつて、十六世紀初頭におけるローマ・カトリックの 「腐敗」 に対して異論や批判を唱えるプロテスタント思想家とそれに同調する人々によるキリスト教内の新宗派確立の動きを指していた。しかし、こうしたプロテスタント諸勢力の登場により、キリスト教は救われ、ヨーロッパもまた初期近代世界へと移行したとする旧説は撤回されねばならない。プロテスタント諸派やそれを受け入れた諸国家が改革を進めていたのと同様に、同時期にカトリック側も改革を進め、ギリシャ正教会でも本山のコンスタンティノープルがオスマン帝国の手に陥落するという大事件を受けて大きな変化を経験することになった。宗教改革にとってルターの登場が一つの契機となったことは確かだが、改革運動は、それぞれのセクトのなかで進展していたのである。本書 『十二世紀宗教改革』 も、本質的にこうした近年の十六世紀宗教改革の捉え方と同じ方向性を持つ。つまり、一般に流布しているシトー会による刷新のみに焦点を当てるのではなく、いずれもその淵源をたどれば、修道生活の成立以来流布していたさまざまな規定をもとに六世紀にモンテ・カッシーノ修道院で成立した 『ベネディクトゥス戒律』 の読み直しへと辿り着く、「黒い修道士」 たちの 「内部からの」 制度的また精神的改革をさして 『十二世紀宗教改革』 のメインテーマへと帰着するのである。『ベネディクトゥス戒律』 への回帰、その西欧修道理念に基づく生活への回帰に、十二世紀宗教改革の真の姿を見る中世宗教学の金字塔。■目次 日本語版刊行に際して ジャイルズ・コンスタブル 序文 監訳者序文 高山 博 省略記号一覧 凡例第1章 導 入第2章 さまざまな改革者第3章 改革の類型とその条件第4章 改革のレトリック第5章 改革の現実1 共同体内の変動第6章 改革の現実2 修道活動と世俗社会第7章 改革の霊性第8章 十二世紀社会のなかで 訳者解説 十二世紀変革論の現在 小澤 実 註 研究文献目録 教皇文書索引 聖書章句索引 事項索引