●[2015]ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ ジャイエ・ジル[BOURGOGNE HAUTES COTES DE BEAUNE ROUGE JAYER GILLES]

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・名称:果実酒(赤ワイン) ・内容量:750ml ・原材料:ブドウ ・生産地 フランス/ブルゴーニュ ・格付 AOCオート・コート・ド・ボーヌ ・品種 ピノ・ノワール ・味わい フルボディ ・保存方法:直射日光を避け、涼しい場所で保管 ・販売者:(有)富士 FJワインセラー    山梨県富士吉田市中曽根4-5-15 ・未成年者への酒類の販売は固くお断りしていますDomaine Infomation 高い新樽率を少しも気付かせない恐るべきオート・コートの達人 オート・コートのマニー・レ・ヴィレール村を本拠地とし、 おもにオート・コート・ド・ニュイと オート・コート・ド・ボーヌに畑を所有する ドメーヌ・ジャイエ・ジル。 ブルゴーニュに数あるドメーヌの中でも、 オート・コートを中心としながらこれほど高い名声を 得ている造り手はほかに見当たらない。 ジャイエの名前からわかるとおり、 先代ロベール・ジャイエはブルゴーニュの神様、 アンリ・ジャイエと従兄弟同士の間柄。 元はヴォーヌ・ロマネの出身で、 1949年、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに アンドレ・ノブレの見習いとして入門。 1955年にマニー・レ・ヴィレール村のジル家の娘と結婚し、 オート・コートの畑を継承した。 それにジャイエ家からエシェゾーと ニュイ・サン・ジョルジュ1級ダモードなどが加わり、 今日、所有畑の面積は11haとなっている。 現在、ドメーヌを率いるのはロベールの息子のジル。 母方の姓と綴りも同じでジル・ジャイエ・ジルである。 このドメーヌで面白いのはオート・コートの白。 オート・コート・ド・ボーヌ、オート・コート・ド・ニュイの それぞれにおいて、面積の半分にピノ・ブランが植えられている。 このピノ・ブランはニュイ・サン・ジョルジュの ドメーヌ・アンリ・グージュで見つかった ピノ・ノワールの突然変異種。 通称、ピノ・グージュだ。 2010年は出来のよくないシャルドネをネゴスに桶売りしたため、 ピノ・ブランの比率が85%にまで高まっている。 醸造においては高い新樽率がこのドメーヌの特徴。 先のオート・コートの白でさえ、50%の比率で新樽を使用し、 残りは1年使用樽。 11ヶ月の樽熟成を行い、さらに6ヶ月間ステンレスタンクで寝かせる。 通常、モンラッシェでもない限り、 これほどの新樽を白ワインにあてがうことは稀だが、 ジャイエ・ジルの白ワインは新樽を受け止めるだけの ポテンシャルを秘めている。 実際に試してみれば、新樽由来のフレーバーが 鼻につくようなことはさらさらなく、 芳醇な果実味と渾然一体となり、 バランスよくまとまっていることに感銘を受けるはずだ。 赤ワインにおいてもこの傾向は変わらず、 100%タンク熟成のパス・トゥ・グランを除いて、 ほかのアペラシオンは100%新樽による18ヶ月間の熟成である。 手摘みで収穫したブドウを選果し、 完全除梗の後、破砕はせずにブドウをタンクに入れる。 自然に発酵が始まるのを待ち、キュヴェゾンは概ね18ヶ月。 その間、ルモンタージュはせずにもっぱら日に 2回のピジャージュで抽出を行う。 結果としてストラクチャーのしっかりした赤ワインとなるが、 タンニンは丸みを帯びて粗野な印象はまったく感じられず、 オークのニュアンスもほどよく上品に仕上がっている。 2018年、当主のジャイエ・ジルが逝去されました。 2016年がラストヴィンテージとなります。