抵抗者の物語 初期アメリカの国家形成と犯罪者的無意識/白川恵子【3000円以上送料無料】

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著者白川恵子(著)出版社小鳥遊書房発売日2019年10月ISBN9784909812209ページ数380Pキーワードていこうしやのものがたりしよきあめりかのこつか テイコウシヤノモノガタリシヨキアメリカノコツカ しらかわ けいこ シラカワ ケイコ9784909812209内容紹介叛逆的暴力と愛国的雄姿との転倒的ゆらぎ正典作家・作品研究ではない、埋もれているテクストや、読み捨てられる類の大衆作家による多様な物語群から、アメリカ国家生成・独立建国以来、潜在しつづける矛盾と、体制に叛逆する精神を探るアメリカ文学・文化研究。名もなき者たちの取るに足りない営為が、ナラティヴを成す※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 自浄作用としての抵抗と犯罪の物語/第1章 売れる偉勲・憂うる遺訓—メイソン・ロック・ウィームズの『ワシントン伝』再考/第2章 アメリカン・イーグルとバード・ウーマン—国璽決定プロセスと先住民ピース・メダル「外交」/第3章 魔女の物語とインディアン—ジョン・ニールの『レイチェル・ダイアー』とアメリカ文学の独立/第4章 詐欺師的独立宣言—『スティーヴン・バロウズ回想録』とシェイズ叛乱のパロディー/第5章 ナンシー・ランドルフ・モリスの幸福の追求—誘惑小説の実演転覆とジェファソン周辺の「幸福の館」/第6章 ウォーナー・マッケアリーの復讐と独立—元奴隷とモルモン白人妻の奇妙なダブル・パッシングの一事例/第7章 帝都の物語—アンテベラムの都市犯罪小説と建国祖父の遺産継承/第8章 奴隷的不服従—ルイザ・メイ・オルコットのセンセーショナル・スリラー/第9章 そして誰もが黒くなった—アリス・ランダルの『風は去っちまった』における再生の政治学/第10章 ツァラル島再訪—マット・ジョンソンの『ピム』におけるダーク・ピーターズの復権