往復書簡『遠くからの声』『言葉の兆し』 講談社文芸文庫 / 古井由吉 【文庫】

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出荷目安の詳細はこちら内容詳細一九九七年から九九年にかけて二人の作家が、オスロ/仙台〜東京間で、二十世紀末という時代と文学について手紙を介して語り合った『遠くからの声』。その十二年後、東日本大震災に遭遇して言葉の力を根底から問う者、戦災の記憶をたぐり歴史と語りの相にふれる者として、再び紙上で相見えて世界を建立する『言葉の兆し』。魔術的とさえいえる書簡集。目次 : 遠くからの声(1(時間の内実/ 見ることから学んでゆく/ シャーレの巣作り ほか)/ 2(叫びについて/ 大いなる静まり/ 樹の風景 ほか)/ 3(屋根裏部屋/ 焦りと回復/ 見知った人 ほか))/ 言葉の兆し