新宿警察(6) 喜劇篇 新宿の夜の神々【電子書籍】[ 藤原審爾 ]

현지 판매가격(엔)
770 엔
원화 판매가격(원)
7,340 원

총 금액 : 0원


<p><strong>都会に生きる者の孤独や貧困に苛まれる人の危うさ、その人間ドラマを描く</strong></p> <p> ストッキングや下着はそれを脱がせる手間からみると、一円にもならない程度の品物で、処分も面倒なのである。まともな物盗りなら、そんなものを盗って、手懸りをのこしたりしない。つまり盗る以上の気持ちが加わっているのであって、痴話喧嘩の揚句だとか、近親の怨みをかって、そんな目にあわされたという場合が多い。さんざん捜査をさせられ、結局、被害者と加害者に、申しわけありませんと詫びられたりする。(「しなやかな肢」より)<br />  日本の警察小説史上に輝く最大の金字塔、「新宿警察」シリーズが全集として電子で復刊! 本書は短篇集〈喜劇篇〉。巻末に書評家・杉江松恋による解説を収録。<br /> *新宿の赤い空<br /> *しなやかな肢<br /> *甘い汁<br /> *悪事の唄<br /> *へんな夫婦<br /> *新宿夜泣き花<br /> *新宿湿地帯<br /> *新宿の夜の神々<br /> *下着泥棒<br /> *花びらの鼓動</p> <p>●藤原審爾(ふじわら・しんじ)<br /> 1921年、東京都生まれ。「小説の名人」と讃えられ、純文学から中間小説、推理小説、犯罪・スパイ小説、歴史・時代小説、恋愛小説など多種多様なジャンルにまたがって作品を発表。初期の代表作『秋津温泉』や、『泥だらけの純情』『新宿警察』など、映画・ドラマ化された作品も数多い。1952年「罪な女」等で第27回直木賞を受賞。</p> <p>監修:杉江松恋(すぎえ・まつこい)<br /> 1968年、東京都生まれ。ミステリーなどの書評を中心に活動中。著書に海外古典ミステリーの新しい読み方を記した書評エッセイ『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)、『読み出したら止まらない 海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)など。2016年には落語協会真打にインタビューした『桃月庵白酒と落語十三夜』(KADOKAWA)を上梓。近刊にエッセイ『ある日うっかりPTA』(KADOKAWA)がある。</p>画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。