ソバとシジミチョウ 人ー自然ー生物の多様なつながり [ 宮下 直 ]

人ー自然ー生物の多様なつながり 宮下 直 工作舎ソバトシジミチョウ ミヤシタ タダシ 発行年月：2023年09月25日 予約締切日：2023年08月10日 ページ数：256p サイズ：単行本 ISBN：9784875025573 宮下直（ミヤシタタダシ） 1961年、長野県飯田市に生まれる。1985年、東京大学大学院農学系研究科林学専攻修士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻教授（農学博士）。生態学を専門分野とし、主な研究テーマは「生物多様性」。日本生態学会会長（2022ー24）、日本蜘蛛学会会長（2012ー17）。フィールドワークの拠点である上伊那郡飯島町が日本一のミヤマシジミの生息地であり続けられるよう、2021年10月には「ミヤマシジミ里の会」を発足。学生や地元の人達と力を合わせ、環境保全に取り組む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　人と自然の歴史ー生物としての「ヒト」から社会を創る「人」へ（「自分とは」の問から始めよう／ヒトという生物の一種　ほか）／第2章　里山の多様な生物ー「景観ー生物ー人間活動」の相互作用について（親自然の暮らし／「生態系」とはなんだろう　ほか）／第3章　ソバとシジミチョウー共に生き活かされる「つながり」の不思議（記憶の場所での新たな出会い／ミヤマシジミとは何者？　ほか）／第4章　人と自然のリアルな関係ー人工資本で充満した世界からの脱却（小さな持続性に気づくこと／SDGsとハーマン・E・デイリー／自然と社会の関係図／「場」としての自然　生物　人） 幼少期の懐かしい自然体験にはミヤマシジミという青藍色の美しい蝶がいた。40年後、何度か記憶の場所を訪ねるようになり、数年が経ったころだった。ついに、土手の草地に無数のミヤマシジミが舞飛ぶ光景と遭遇する…。 本 科学・技術 生物学