富士山は、麓の富士五湖と合わせた写真が多く見られますが、標高3376Mの高さから、西は紀伊半島、 東は福島県より望めることが出来る独立峰で、遠方から見る富士山もその美しい山容から、撮影地での 地形や距離に合わせた撮影で取り組み、美しい姿を捉えようと、多くのカメラマンが取り組みます。 私は、海から見た姿を撮影しようと、御前崎先端に向かいました。 東に突き出るように伸びる岬の先では、洋上に浮ぶ富士山が見られる場所の一つになっています。視界を 遮る物の無い駿河湾を挟んだ霊峰の眺望は、圧倒的な存在感を放っていました。 遠州灘の気象の影響なのか、南側から大きな雲が時々まとまって流れて来るのを、撮影を行いながら感じ ていました。その雲の一つが神話や伝説で聖獣として語られる龍の姿をしていたのです。 目やひげ等がハッキリと確認出来る大きな姿で、悠然と沖から海上を浮遊して来ました。富士山までは、駿 河湾を挟んで90キロほどの距離です。そのような距離感から推測すると、実寸は対岸の位置にある伊豆半 島ほどの長さになっていたと思っています。 過去にも同じような巨大な龍と出合い、その都度に撮影をしていますが、今回の龍は、富士山の前に現れた 対比から、過去のものとは比べ物にならないほどの圧倒的な大きさを印象付けてくれました。 龍は、願望を成就させ、成功を手に入れる力を持つとされています。 出会った巨大な龍は、その大きさから鑑みて、より大きな霊力を持っていると考えます。 龍が浮遊してきた駿河湾は、最深部が2500Mに達し、日本で一番深い湾として知られています。60万年前 に伊豆半島が本州に衝突した際に出来たとされ、巨大地震の発生も危惧されるほどの莫大なエネルギーを 持つと言われています。そのような条件を持つ地帯だからこそ、洋上に他に類を見な程大きな龍が現れたの では？と思っています。 写真を飾り見る事で、その写真のイメージから気力が充実し、運気が良くなる事に繋がると言われます。 「富士山」「龍」はどちらも「開運」や「縁起の良さ」を現し、特に今回の龍は、その大きさから特別な力を持つ 龍と考えられますので、「霊峰富士」と「特別な龍」を一枚に収めた大変稀な写真を飾り見る事より、皆様の 心の充実に寄与でれば嬉しく思います。 ＊複製厳禁 全ての「大龍」のプリント裏面には、撮影者直筆の管理Noが記入されています。 【仕様】 原材料：印画紙 サイズ：約300x195mm、額縁＝約415x315mm 重量：約980g 日本製 備考：メーカー直送のため同梱及び代金引換はご利用いただけません。