著者養老孟司(著)出版社筑摩書房発売日2005年12月ISBN9784480062802ページ数238Pキーワードむしそうのはつけんちくましんしよ569 ムシソウノハツケンチクマシンシヨ569 ようろう たけし ヨウロウ タケシ9784480062802内容紹介日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。さて無思想とは、どのような事態か。もしかするとそれは、「ゼロ」のようなものではないのか。つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。日本の風土が生んだ「無思想という思想」を手がかりに、現代を取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽し、閉塞した現代に風穴を開ける。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 私的な私、公的な私/第2章 だれが自分を創るのか/第3章 われわれに思想はあるのか/第4章 無思想という思想/第5章 ゼロの発見/第6章 無思想の由来/第7章 モノと思想/第8章 気持ちはじかに伝わる/第9章 じゃあどうするのか