[2019] バルベーラ ダスティ アイスーマ 750ml 赤 辛口 ブライダ

■ロケッタ・タナーロの所有するブドウの木が植えられた丘で遅摘みされたバルベーラ種100％ ■熟成：オーク樽で15ヶ月間、瓶内で12ヶ月間熟成。 ■ガーネット色を帯びた、濃厚なルビーレッド色。バニラや甘草、カカオの印象をベースに無数のベリー系の芳香を伴う、豊かで、複雑味溢れる香り。優れたストラクチャーにより、力強いながらも上品で繊細、調和の取れた味わい。タンニンが滑らかでフルボディー。贅沢な余韻が、長く続く。18度が適温。 ■Ai Suma とは、方言で、“やったぞ！”の意。最初のヴィンテージとなった、1989年の並外れた葡萄の出来に、喜びのあまり、初代のジャコモ・ボローニャ氏が叫んだ言葉。以来、特別に優れた収穫年のみの生産。 ブライダの頂点をなすワイン。 日常酒用品種と目されていたバルベーラを、神の領域にまで昇華させた偉大なワイン！ タナーロ川に近いロケッタ・タナーロは、砂質が多く交るため、酸味が立ち、ストラクチャーのあるバルベーラはできない。そのためこの地はアルバと比較して、安価なワイン産地と目されてきたが、この蔵の創業者、故ジャコモ・ボローニャの情熱がその評価を一変させた。ワインジャーナリストのヴェロネッリと固い友情で結ばれ、カ・デル・ボスコのオーナー、ザネッラとともにフランスへの修行の旅に出、1982年にはフランス産バリック樽熟成など、最新の醸造技術をこの地にもたらした。 　この蔵には、高校野球の強豪校のように実力伯仲の3人のエースがいる。男性的で強固なストラクチャーを持つ長期熟成の「ビコッタ」、精緻でエレガントさを感じさせる「ウッチェッローネ」、そしてグラマーで官能的、それでいて上品さを失わない「アイ・スーマ」。3本はいずれも単一畑のものだが、この「アイ・スーマ」は遅摘みで糖度があがるため、うっとりするような肉感的で甘美なワインとなる。このワインを飲まずしてブライダは語れない！