純青 辨慶 生もと純米吟醸 R5 Special 720ml

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《辨慶(べんけい)って名前の米から出来た酒の味わいや如何に!》「辨慶(べんけい)」って聞いて連想するのは、武蔵坊弁慶ではないでしょうか。「京の五条の橋の上♪」あのフレーズが頭を過った方もいらっしゃるのでは?今回ご紹介する辨慶は米の名前です。辨慶は大正から昭和初期に掛けて兵庫県で最も多く栽培されていた酒造好適米です。しかし、山田錦の誕生と共に一旦見掛けられなくなりました。「富久錦」では「純青Special」と題し、播州平野に適した酒米の発掘から育成、醸造へと繋げるプロジェクトに取り組んでおります。2021BY(令和3酒造年度)に抜擢されたのが辨慶。米の違いが味わいにどのように伝わるのか。日本酒は米から造られた酒だと感じる瞬間です。普段は米など意識せずに何気無く日本酒を口にされている方が殆どだと思います。話のネタでも構いません、米に興味を持つきっかけでも結構です。辨慶という名の米で造られた酒に少しでも興味を持って頂ければ幸いです。それでは、今回のプロジェクトに付いてお話しして参ります。「富久錦」の特約店限定ブランド「純青」を造る上で欠かせないパートナーが豊倉町営農組合の岩佐さん。兵庫夢錦や山田錦、渡船2号等、「富久錦」で使用されている米を栽培されている農家さんです。「私、良い米作りますよ。」って、サラッとおっしゃるスゴい方!「富久錦」の蔵元、稲岡さんが全幅の信頼を寄せていらっしゃるのも納得。それだけのクオリティの米を毎年栽培されています。私は「富久錦」さんとのお取引が始まった年から岩佐さんとお付き合いさせて頂いておりまして、毎年田んぼを見学しています。岩佐さんと知り合ってからは米のことで分からないことがあれば何でも岩佐さんに聞くようになりました。岩佐さんは私にとってもとても心強い存在です。そんな岩佐さんのもう1つの顔。それが「酒米マニア」聞いたことも無い名前の米を小さい区画で栽培しては種子を増やしていらっしゃいます。岩佐さんは酒米マニアだから日本酒好き?と思いきや、日本酒のみならず、ワインもお好き。岩佐さんはよく、酒米のことを私も大好きなイタリアのワインで使用されているブドウの土着品種に例えられます。メジャーな米とは違う、それぞれの米の特徴を生かした、より個性的なお酒になって欲しい。そんな酒米をフィーチャーしたお酒の誕生を思い描きながら日々育てていらっしゃるのです。今回のお酒に使用されている辨慶も私は最初の頃から見せて頂いてました。少しずつ種子を増やし、少量の試験醸造が出来るレベルにまで増やし、とうとう醪(もろみ)が1本立てられるまでに。ようやくここまで来たか!と、私もとても嬉しくて嬉しくて。辨慶の面白い所は見た目や名前の響きとは逆で、柔らかみが伝わって来たかと思うとグッと旨味が広がって来る所にあると思います。稲の様子は茎が太く、背丈も高く、辨慶の名にピッタリ。ですが、飲んでみるとゴツゴツした感じが全くありません。寧ろ自然に入って来る。と、思っているとそこから溢れんばかりに膨らむ旨味。辨慶の懐の深さに圧倒されました。「純青 辨慶 生もと純米吟醸 R3 Special」とても稀少なお酒です!是非この機会を飲み逃し無く!